TikTokでフォロワー購入するデメリットをまとめました。実際にフォロワーを買ってしまった人の体験談や、TikTokの利用規約から起こり得るリスクを説明しています。
フォロワー購入のデメリット1.
買ったフォロワーが削除される
デメリットの1つ目が、フォロワーが削除されることです。
不正な指標のあるアカウントやコンテンツを検出した場合、偽の「いいね」、フォロワー、その他の水増しされたシグナルは削除します。
誠実性と真正性 | コミュニティガイドライン
せっかくお金をかけてフォロワーを購入しても、削除されてフォロワー数が減ってしまえば、意味がありません。
TikTokショップ クリエイター 室屋清隆実際に、私の知り合いにフォロワーを買った人がいますが「数後日、買った分のフォロワーがごっそりと減った」と言っていました。
ある日、突然フォロワーが一気に減ることもあり、かなり大きなリスクと言えます。
開放された機能自体はそのまま使えることも
ただ、一度フォロワーが1,000人を超えれば、その後フォロワーが減っても開放された機能はそのまま使えます(知人の体験談より)。
TikTokでは、フォロワー数が増えると、以下のように使える機能が開放されていきます。
| 機能 | フォロワー数 | 詳細 |
|---|---|---|
| ライブ配信できるようになる | 1,000人 | 通常のショート動画投稿だけではなく、ライブ動画も配信できるようになる。 |
| TikTokショップのクリエイターになれる | 1,000人 | 動画やライブ配信で商品を紹介して、売れたら報酬がもらえる「クリエイター」になれる。 また、企業から無料で商品サンプルがもらえるようになる。 |
| TikTok GOを使える | 1,000人 | ホテルや観光地を動画紹介して、視聴者が予約や購入をすると報酬をもらえる。 |
| プロフィールにリンクを掲載できる | 1,000人 | 自分のWEBサイトやnoteなど、TikTok外のプラットフォームに誘導できる。 |
| 動画ギフトを受け取れる | 1,000人 | 動画が評価されると、視聴者がギフトを送ってくれる。ギフトの種類に応じた数のダイヤがもらえて、貯まったダイヤは換金できる。 |
| アーティストと協働できる | 1,000人 | 提携したアーティストの楽曲を動画で使うことで、再生数に応じて報酬をもらえる。 |
| ゲームコンテンツ報酬プログラムに参加できる | 1,000人 | ゲームプレイの動画を投稿すると、1,000再生あたり0.01ドル(約1.5円)がもらえる。 |
ただし、フォロワーを買うと確実にTikTok運営に目を付けられるのでやめた方が良いです。場合によっては動画の拡散や収益化に規制がかかったり、最悪のケースだとアカウントが凍結する可能性もあります。
TikTokはフォロワー買いをしなくても、フォロワー獲得はさほど難しくありません。実際に私も、TikTok初心者でしたがわずか2週間程度で1,000フォロワーを獲得できました。


もちろん、フォロワーは一切買っていません。顔出しもせず、動画も数本投稿した程度です。
フォロワー購入のデメリット2.
おすすめフィードに表示されなくなる(シャドウバン)
デメリットの2つ目が、投稿した動画がおすすめフィードに表示されなくなることです。


人々を操作してギフトを贈らせたり、「いいね」やフォローを水増しさせたりしようとするコンテンツは「おすすめ」フィードの対象外です。
誠実性と真正性 | コミュニティガイドライン
これを「シャドウバン」と言います。TikTokのアカウント自体は問題なく使えるのですが、投稿が他のユーザーに届きにくい状態です。
実際に当社で、シャドウバンを受けたと思われるアカウントがありますが、再生数やライブ視聴者数が10分の1ほどに激減しました。



シャドウバンを食らうと、アカウントが終わったも同然です。フォロワー購入は非常に規制リスクが高いので注意しましょう。
フォロワー購入のデメリット3.
エンゲージメント率が下がり動画が伸びにくくなる
デメリットの3つ目が、エンゲージメント率が下がることです。
エンゲージメント率とは
投稿した動画に対して、どれだけ視聴者が反応したかを示すものです。いいね、コメント、シェア、保存などのアクションを測定し、その数が多いほど「人気の動画」と見なされて、より多くのユーザーにも拡散されます。
買ったフォロワーは、ほとんどが「スパムアカウント」です。そのため、当然動画に対する反応(エンゲージメント)は得にくく、エンゲージメント率は下がります。
すると、動画を投稿しても再生数が伸びにくくなってしまいます。



フォロワー以外にも関連性の高い動画は拡散されるのがTikTokの強みなのに、フォロワー買いをするとそのメリットを得にくくなります。
フォロワー購入のデメリット4.
TikTokショップクリエイターのアカウント健全性評価が下がる
デメリットの4つ目は、TikTokショップクリエイターのアカウント健全性評価が下がることです。
ショップクリエイターとは
TikTokショップで売られている商品を紹介(アフィリエイト)して、売れれば販売価格の数%を報酬としてもらえる機能です。フォロワーが1000人以上になると、TikTokショップクリエイターになれます。
TikTokショップのクリエイターには、「健全性評価」という指標があります。


減点される理由として、フォロワー買いは明記されていません。ただ、フォロワー買いはコミュニティガイドライン違反のため、下記太字の文言により減点評価を受ける可能性があります。
アカウントがクリエイター利用規約またはその他のポリシーに違反した場合、クリエイターの健全性評価(CHR)からポイントが減点されることがあります。
TikTok Shopクリエイター・パフォーマンス評価ポリシー
フォロワー買いで健全性評価がどのくらい下がるのかは不明です。ただ、フォロワー買いは厳しく規制されているので一発でアカウント凍結の可能性があります。
リスクが非常に高いので避けた方が良いです。
アカウントの健全性が下がると起きること
TikTokショップクリエイターの健全性評価は、200点を下回ると是正措置(処分)を受けます。
| アカウントステータス | 健全性評価(スコア) | 処分の内容 |
|---|---|---|
| 健全 | 200点~1000点 | 何もなし |
| 要注意 | 151点~199点 | 警告 |
| とても悪い | 101点~150点 | 3日間TikTokショップクリエイターの権限が制限される |
| とても悪い | 51点~100点 | 7日間TikTokショップクリエイターの権限が制限される |
| とても悪い | 1点~50点 | 14日間TikTokショップクリエイターの権限が制限される |
| 永続的に停止 | 0点 | 永久にTikTokショップクリエイターの権限が制限される |
特に150点以下まで評価が落ちた場合は、商品の追加や商品紹介動画の投稿などができなくなり、収益化のチャンスも下がるので注意が必要です。
健全性評価は一度下がっても90日後には自然に回復しますが、違反歴はずっと残ります。
フォロワー購入のデメリット5.
TikTokに要注意人物だとマークされる
5つ目のデメリットは、TikTokに要注意人物だとマークされることです。
TikTokでは、違反回数や内容はずっと残ります。


要は、「前科あり」のような状態になるということです。そのため、何も違反をしたことがないアカウントに比べると、TikTokからの評価は低くなります。
TikTokに要注意人物とマークされることで起こり得ること
・動画がおすすめフィードに乗りにくくなる
・健全性評価が加点されづらくなる(実際に「違反歴なし」が加点条件になっている)
・収益化の権利が剥奪される
・アカウントが凍結される
新しくアカウントを作っても規制をかけられることも
「違うアカウントを作ればゼロからやり直せる」と思いましたが、そう甘くもないようです。



実際に、ショップクリエイター合宿の参加者が新しく5つほどアカウントを作ったのに、すべて収益化に規制がかかった事例がありました。
登録するメールアドレスや電話番号を変えてもダメでした。おそらく、動画内の人物をAIで判別していたり、IPアドレスなどで個人を判別していると思われます。
また、サンプル送付先の住所や、支払い情報などでも判別できると思うので、収益化する過程のどこかのタイミングでバレる可能性が高いです。ブラックリスト入りしたような状態であり、TikTokでの収益化は非常に難しくなります。





質問、ご意見、感想をどうぞ